黄金比
2012-04-30


テレビを録画してみているが、今日はNHKの「頭がしびれるテレビ」を見た。タイトルは「黄金比」だった。黄金比とは、線分をどういう比率で二分すると美しいか?という研究からプラトンが発見したらしい。

その分け方は、ある線分を1:1.618・・・の長さの比で分割するというものである。そしてこの比だと、二分した線分の長い方を1とすると線分全体の長さが1.618・・・の比となる(というか、そうなるように分割したものある)。

そして長方形の2辺の長さがこの比をもつ長方形を黄金長方形という。すると、黄金長方形から正方形を切り取ると、残った長方形は黄金長方形になる。これは無限に繰り返し可能である。逆に、黄金長方形の長辺に正方形を継ぎ足すと、合わせたものは黄金長方形となる。これも無限に拡大可能である。

この比は、自然界の動物や植物の形の中にもあちこちに現れている。そして、古代からの美術品の中にも、(意識されているかは別として)黄金比が使われている。

現代の芸術家も意識して黄金比を取り入れているらしい。番組ではいろんな造形を菱形に見立てて、その対角線の比を黄金比として使っていたが、ある長さの持った造形の特徴点からの一次元の長さの比(長髪の髪の長さと顔の中心点からの比など)が黄金比になるように使っても良いのではないかと感じた。


[モノローグ]

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